代表取締役社長
佐々野 未知
(公認会計士/税理士/公認システム監査人)
コントロールソリューションズ株式会社
代表取締役社長
佐々野 未知
(公認会計士/税理士/公認システム監査人)
経歴
上智大学経済学部卒業。
大原簿記学校、青山監査法人(当時)での勤務を経て、KPMGニューヨーク事務所に入所。
KPMG東京事務所(現あずさ監査法人)にて外資系企業の法定監査、デューデリジェンス、SOX法対応支援業務を担当する。
株式会社Bizコンサルティング(合併後、現コントロー ルソリューションズ㈱)を設立
株式会社Bizコンサルティング(合併後、現コントロー ルソリューションズ㈱)をの代表取締役社長を務める。
経営コンサルタントとして、内部統制構築、リスク管理体制・内部監査体制の構築支援やIFRSコンバージョン支援に携わるとともに、執筆や講演会、実務セミナーを実施。
また、その経験を活かして上場会社の社外取締役にも就任しています。
著書『フローチャート式ですぐに使える内部統制の入門と実践』他。
内部統制構築支援をどのような想いでやられているか?

本当に重要な内部統制は、従業員1人ひとりの心の中に根付いている。
J-SOXの実務では、内部統制の評価の際に、承認時の書類や証跡を確認し、ルールどおりに運用されていることをチェックします。
しかし、本来の内部統制とは、
単にルール化され、紙に書かれた手順のことではありません。
たとえフローチャートを作成し、仕組みを整えても、
従業員がそのルールを不必要だと感じて無視すれば、
統制は意味を失います。
また、ルールでは対応できないイレギュラーなケースにおいて、迅速かつ適切に会社の損失を最小限に抑える判断が求められることもあります。
内部統制の効果は、結局のところ、
それを実行に移す個人の行動に依存しているのです。
また、会社という組織において、個人の意識に強く影響を与えるものとして、組織風土を無視することはできません。
経営陣の姿勢や倫理観が、日々の業務における従業員一人ひとりの行動に大きな影響を及ぼします。
したがって、重要なのは
フローチャートやシステムの構築そのものではなく、
それを通じて、従業員や役員の倫理観や意識が形成されていくことです。
お金と時間をかけて苦労して仕組みを作ることで、
真に意義のある内部統制が生まれると考えています。

内部統制に疲れ切ってほしくない。
クライアント企業の事業内容はもちろん、組織体制やこれまでの経緯も丁寧に理解し、その上で皆様に納得していただける、実効性の高い内部統制を提案することを心がけています。
上場などに伴い企業の社会的責任が増すと、高度な管理体制が求められるのは当然であり、適切な内部統制が必要であることは誰もが理解していることです。
しかし、上場準備やその過程では対応すべき事項が多岐にわたり、現場が疲弊してしまうケースも見受けられます。
私たちが提案する内部統制は、決して企業の単なる負担にはなってほしくありません。
むしろ、それが日々の運用に自然と浸透し、長期的には健全な組織風土や高い倫理観の形成に寄与するものであると信じています。
内部統制が実効性を持ち、現場でしっかりと運用されることが、企業の持続的な成長と安定につながるのです。

どんな企業に対して強みを発揮できるか?
これまでに上場企業や上場準備中の企業を幅広く支援してきた実績があるため、業種や規模を問わず、さまざまな企業様が抱える内部統制の課題に対応できると自負しています。
内部統制はもちろんですが、上場会社が直面する高度なリスク管理体制、内部監査体制、規程等の整備といった課題の解決に向けて、最適なソリューションを提供しています。
また、私自身アメリカで公認会計士として働いた経験があり、海外のビジネス環境にも精通しているため、グローバルに事業を展開されている企業様にも、国内外の内部統制や会計基準に関する課題において、より一層お力になれると考えています。
企業様のニーズに合わせて、国際的な視点からも最適なサポートを提供いたします。

しています!
上智大学経済学部卒業。大原簿記学校講師、青山監査法人(当時)勤務を経て、1998年KPMGニューヨーク事務所に入社。
2002年以降は、KPMG東京事務所(現あずさ監査法人)にて外資系企業の法定監査、デューデリジェンス、SOX法対応支援業務を担当する。
現在は、経営コンサルタントとして、内部統制構築支援やIFRSコンバージョン支援に携わるとともに、各種実務セミナー講師としても活躍中。
著書『フローチャート式ですぐに使える内部統制の入門と実践』他。
コントロールソリューションズでは、内部統制に関わるセミナーを随時開催しています。佐々野氏のセミナーは分かりやすいと好評のため、「すぐに相談までは進めない」という方はセミナーでお話を聞いてみてはいかがでしょうか?
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本セミナーでは、2024年改訂の内部監査基準を踏まえ、基本的な進め方を実務に沿って解説。実務初心者や体制見直しを検討する方にも役立つ内容です。
企業不祥事が後を絶たない中、不正リスクへの対応強化が重要視されています。本セミナーでは、不正の背景や手口を事例と共に分析し、早期発見・予防に向けた実務上の対応策を解説。内部監査や不正調査を行う際の留意点についても、具体的に学べる内容です。
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リスクの多様化が進む中、グループ全体での情報集約と対応が求められ、ERM(全社的リスクマネジメント)の重要性が高まっています。本セミナーでは、ERMの基本から実効性ある運用、体制高度化のポイントまでを丁寧に解説。BCPや危機管理マニュアルの整備にも役立つ実務的な内容です。
企業不祥事が後を絶たない中、不正リスク対応の重要性が高まっています。本セミナーでは、実際の事例を交えながら不正の背景や手口を分析し、早期発見・予防のための社内体制やチェックポイントを解説。内部監査・不正調査時の留意点も学べます。
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