代表取締役社長
佐々野 未知
(公認会計士/税理士/公認システム監査人)
コントロールソリューションズ株式会社
代表取締役社長
佐々野 未知
(公認会計士/税理士/公認システム監査人)
上智大学経済学部卒業。
大原簿記学校、青山監査法人(当時)での勤務を経て、1998年KPMGニューヨーク事務所に入所。
2002年以降は、KPMG東京事務所(現あずさ監査法人)にて外資系企業の法定監査、デューデリジェンス、SOX法対応支援業務を担当する。
2006年2月に株式会社Bizコンサルティング(合併後、現コントロー ルソリューションズ㈱)を設立し、2009年1月より当社の代表取締役社長を務める。
現在は、経営コンサルタントとして、内部統制構築、リスク管理体制・内部監査体制の構築支援やIFRSコンバージョン支援に携わるとともに、執筆や講演会、実務セミナーを実施。
また、その経験を活かして上場会社の社外取締役にも就任している。
著書『フローチャート式ですぐに使える内部統制の入門と実践』他。
内部統制構築支援をどのような想いでやられているか?
本当に重要な内部統制は、従業員1人ひとりの心の中に根付いている。
J-SOXの実務では、内部統制の評価の際に、承認時の書類や証跡を確認し、ルールどおりに運用されていることをチェックします。
しかし、本来の内部統制とは、単にルール化され、紙に書かれた手順のことではありません。
たとえフローチャートを作成し、仕組みを整えても、従業員がそのルールを不必要だと感じて無視すれば、統制は意味を失います。
また、ルールでは対応できないイレギュラーなケースにおいて、迅速かつ適切に会社の損失を最小限に抑える判断が求められることもあります。
内部統制の効果は、結局のところ、それを実行に移す個人の行動に依存しているのです。
また、会社という組織において、個人の意識に強く影響を与えるものとして、組織風土を無視することはできません。
経営陣の姿勢や倫理観が、日々の業務における従業員一人ひとりの行動に大きな影響を及ぼします。
したがって、重要なのはフローチャートやシステムの構築そのものではなく、それを通じて、従業員や役員の倫理観や意識が形成されていくことです。
お金と時間をかけて苦労して仕組みを作ることで、真に意義のある内部統制が生まれると考えています。
内部統制に疲れ切ってほしくない。
クライアント企業の事業内容はもちろん、組織体制やこれまでの経緯も丁寧に理解し、その上で皆様に納得していただける、実効性の高い内部統制を提案することを心がけています。
上場などに伴い企業の社会的責任が増すと、高度な管理体制が求められるのは当然であり、適切な内部統制が必要であることは誰もが理解していることです。
しかし、上場準備やその過程では対応すべき事項が多岐にわたり、現場が疲弊してしまうケースも見受けられます。
私たちが提案する内部統制は、決して企業の単なる負担にはなってほしくありません。
むしろ、それが日々の運用に自然と浸透し、長期的には健全な組織風土や高い倫理観の形成に寄与するものであると信じています。
内部統制が実効性を持ち、現場でしっかりと運用されることが、企業の持続的な成長と安定につながるのです。
どんな企業に対して強みを発揮できるか?
これまでに上場企業や上場準備中の企業を幅広く支援してきた実績があるため、業種や規模を問わず、さまざまな企業様が抱える内部統制の課題に対応できると自負しています。
内部統制はもちろんですが、上場会社が直面する高度なリスク管理体制、内部監査体制、規程等の整備といった課題の解決に向けて、最適なソリューションを提供しています。
また、私自身アメリカで公認会計士として働いた経験があり、海外のビジネス環境にも精通しているため、グローバルに事業を展開されている企業様にも、国内外の内部統制や会計基準に関する課題において、より一層お力になれると考えています。
企業様のニーズに合わせて、国際的な視点からも最適なサポートを提供いたします。

しています!
上智大学経済学部卒業。大原簿記学校講師、青山監査法人(当時)勤務を経て、1998年KPMGニューヨーク事務所に入社。
2002年以降は、KPMG東京事務所(現あずさ監査法人)にて外資系企業の法定監査、デューデリジェンス、SOX法対応支援業務を担当する。
現在は、経営コンサルタントとして、内部統制構築支援やIFRSコンバージョン支援に携わるとともに、各種実務セミナー講師としても活躍中。
著書『フローチャート式ですぐに使える内部統制の入門と実践』他。
コントロールソリューションズでは、内部統制に関わるセミナーを随時開催しています。佐々野氏のセミナーは分かりやすいと好評のため、「すぐに相談までは進めない」という方はセミナーでお話を聞いてみてはいかがでしょうか?
今年も1年間かけて実施してきた財務報告に係る内部統制の評価について、結果を取りまとめる時期になりました。内部統制報告書の提出にむけた全体作業を念頭におきながら、最終的に重要な不備が残ることがないようにロールフォワードや再テスト等を進めていきましょう。なお、改訂実施基準が施行されたため、期中に不備等が見つかると追加で評価しなければならない可能性があります。自社の評価範囲に影響するような不備は早めに把握し、内部統制の構築と評価が期末までに完了するよう進めることが大切です。 本講座では、期末前後の評価作業、有効性の判断方法、内部統制報告書の作り方、改訂に伴う評価範囲への影響等について、最近の各社及び監査法人の動向等をふまえ、随所に設例、事例を織り込みながら、実務本位の解説で定評ある講師がわかり易くご指導いたします。
海外進出先での政情不安や急激な為替変動、クラウドサービス利用に伴うリスク等、昨今企業が直面するリスクは、増大かつ多様化しており、リスク管理の重要性が高まっています。従来型のリスクに対して各部門が都度場当たり的に対応するのではなく、リスク情報をタイムリーに認識・集約したうえで効率的・効果的に対応するためには、全社的な視点から計画的に実施する、いわゆる全社的リスクマネジメント(ERM)体制の構築と実践が不可欠です。法的にも、会社法、金融商品取引法、コーポレートガバナンスコードにおいて、グループ全体を含めた先を見越した全社的リスク管理体制の整備が求められています。しかし、具体的にどのような構築・運用が望ましいかは、各社各様であるため、ERMの導入が困難になっています。本講座では、ERMの構築からその後のPDCAサイクルにおける実務上の重要ポイントについて、具体例を用いて直面する課題とともに初心者にもわかり易く解説します。また、ERMの一環として、危機管理マニュアルや事業継続計画の策定についても合わせて説明します。
今年も1年間かけて実施してきた財務報告に係る内部統制の評価について、結果を取りまとめる時期になりました。内部統制報告書の提出にむけた全体作業を念頭におきながら、最終的に重要な不備が残ることがないようにロールフォワードや再テスト等を進めていきましょう。
なお、改訂実施基準が施行されたため、期中に不備等が見つかると追加で評価しなければならない可能性があります。自社の評価範囲に影響するような不備は早めに把握し、内部統制の構築と評価が期末までに完了するよう進めることが大切です。
本講座では、期末前後の評価作業、有効性の判断方法、内部統制報告書の作り方、改訂に伴う評価範囲への影響等について、最近の各社及び監査法人の動向等をふまえ、随所に設例、事例を織り込みながら、実務本位の解説で定評ある講師がわかり易くご指導いたします。
海外進出先での政情不安や急激な為替変動、クラウドサービス利用に伴うリスク等、昨今企業が直面するリスクは、増大かつ多様化しており、リスク管理の重要性が高まっています。
従来型のリスクに対して各部門が都度場当たり的に対応するのではなく、リスク情報をタイムリーに認識・集約したうえで効率的・効果的に対応するためには、全社的な視点から計画的に実施する、いわゆる全社的リスクマネジメント(ERM)体制の構築と実践が不可欠です。法的にも、会社法、金融商品取引法、コーポレートガバナンスコードにおいて、グループ全体を含めた先を見越した全社的リスク管理体制の整備が求められています。しかし、具体的にどのような構築・運用が望ましいかは、各社各様であるため、ERMの導入が困難になっています。
本講座では、ERMの構築からその後のPDCAサイクルにおける実務上の重要ポイントについて、具体例を用いて直面する課題とともに初心者にもわかり易く解説します。また、ERMの一環として、危機管理マニュアルや事業継続計画の策定についても合わせて説明します。
企業不祥事や製品事故の増加に伴い、コーポレート・ガバナンス強化が進み、監査役等の責任が重くなっています。本講座では、監査役やスタッフ向けに、役割・責任や実務ポイントを具体例を交えてわかりやすく解説します。
内部統制制度が浸透する一方で、運用面での課題や作業効率化のニーズが高まっています。本講座では、J-SOXの背景や体制、全社統制構築に関する基本知識を、実務に精通した講師がわかりやすく解説します。
内部統制制度が浸透する一方で、運用上の課題や効率化に対するニーズが高まっています。本講座では、業務プロセスやIT全般統制の評価について、記載例を用いながら、実務に精通した講師が基本知識やノウハウをわかりやすく解説します。